2022-07-17から1日間の記事一覧

読書感想文「壁とともに生きる: わたしと「安部公房」」ヤマザキマリ (著)

ヤマザキマリは,ずっと安部公房を推している。 エッセイでも,TV番組でもだ。彼女にとって羅針盤となった安部公房の小説群は,彼女の人生の苦難を相対化してみせ,そして人間というものの存在について彼女の全身に電気が走るようにして焼きつけた。 そんな…