タモリはまだマーガリン主義を続けているのか


 今朝の朝日新聞おまけの新聞に,

トランス脂肪酸

 サクサクした触感や,なめらかな舌触り,食べ物を美味しく味わう時の大切な要素だ。その味わいを出す加工油脂に含まれるのが「トランス脂肪酸」だ。ところが,この脂肪酸が今,「体に悪い」と海外で規制され始めている。


元気のひけつ
朝日新聞 Be on Sunday 2007年(平成19年)3月18日

とあった。これは,以前からfinalvent先生が次のとおり何度か,指摘されてきたことだった。

日本社会の加工食品から漸次マーガリンとショートニングを減らすようにしたほうがいいという提言である。

パニックを避けつつマーガリンとショートニングを日本社会から減らそう

 思い出すのは,「笑っていいとも」のテレフォンショッキングで,タモリが,自分はマーガリン派だと語っていたことだ。もう,相手が誰だったのかは覚えていない。ただ,バターは,常温では融けないため人間の体の中で脂肪の個体となって残るため体に悪いとの知識も披露しながら,バターではなく,マーガリンなのだ,と説明していた。
 私も影響を受け,その後,マーガリン主義に転向したのだが,どうも,コクが出ない。特に炒め物はマーガリン臭が気になるので,バター派に戻ってしまっている。

 こんなことを思っていると,テレビCMで,

3/14(水) 「焼きたて直送便」をリニューアル!
「イーストフード」不使用、「トランス脂肪酸」低減、「リン酸塩」未添加、にも取り組んでいます!

と,セブンイレブンがPRしていた。このニュースリリースでは「※トランス脂肪酸は、摂取しすぎると、動脈硬化や心疾患のリスクを高めると言われています。トランス脂肪酸摂取量の多い欧米では、規制強化の動きも出ています。また、アメリカにおいては、06年1月より、トランス脂肪酸量の表示が義務付けられています」と書き,いよいよ日本でもトランス脂肪酸と向き合う時代が来たようだ。

 タモリは,どうしているのだろうか。あのリラックスを装う雰囲気の中での会話だ。きっと,マーガリン主義を続けているのだろう。