2000年4月1日に施行された改正地方自治法によって機関委任事務は廃止され,国と地方の関係は上下・主従の関係から対等・協力の関係へと変わった−はずであったが,どうやら違ったらしい。
以下,ニュースの引用の前に,「小人」の意味を広辞苑から調べる。当てはまりそうなのは次の2つ。「徳・器量の無い人。小人物」「身分の卑しい者。小者」。
舛添要一厚生労働相は2日の記者会見で、年金保険料の横領・着服問題をめぐる舛添氏の「市町村は信用ならない」との発言に対し、一部の市長が抗議していることについて、「私に対して言うよりも、不正を働いたところの首長に言いなさいということだ。小人のざれ言に付き合う暇があったら、もっと大事なことをやらなければいけない」と反論した。
舛添氏は9月29日に都内で記者団に対し「銀行は信用できるが、社会保険庁は信用ならない。市町村はもっと信用ならない」などと語った。これに対し、鳥取県倉吉市の長谷川稔市長や東京都武蔵野市の邑上守正市長が、不用意な発言が年金行政全体の不信感をさらに招きかねないなどとして、厚労相に抗議していた。
なるほど,舛添大臣ともなれば,首長などは「徳・器量の無い人。小人物」ないしは「身分の卑しい者。小者」ということであり,彼らの抗議は「ざれ言」らしい。こんな関係は,どうひいき目に見ても対等・協力の関係ではない。
賢明なる地方6団体は,大人だからこんな騒動に首をつっこむつもりはないだろう。やるべきは第3の分権改革なのだし。