今日という日は,私にとって結節点の一つではあるのだが,そんな日に少し,考えさせられるニュース。
落語家で人間国宝の桂米朝さん(83)が所属する米朝事務所(大阪市北区)は30日、米朝さんに軽い脳幹梗塞(こうそく)が見つかったため、約1カ月間、入院すると発表した。
私がテレビで落語を見始めたころから,ぐいっと画面に引き込み,滋味を感じさせていた米朝が,である。
五代目桂米団治の襲名もあったことだし,などと余計なことも頭に浮かんでしまう。
関係者によると、ろれつが回らないなどの症状があったことから、27日に検査入院したところ、脳幹梗塞が見つかったという。米朝さんは今年3月にも脳梗塞で入院している。
本人にとっては,8月13日の桂枝雀生誕70年記念落語会のキャンセルがもっとも悔やまれるのではないか。
談春の「赤めだか」を読んだ後だけに,米朝のこのことがうまく整理できずいる。「赤めだか」については,いずれアップしようかと思う。
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