「今後、日本は、何で稼ぎ、雇用していくのか」についてのレポートについて


 「金融日記:日本は優秀な政策立案者のサラリーが安すぎるんじゃないか?」より。サラリーが安過ぎかどうかは,「どこまで不当に」の話しであれば問題だと思うが,金融業者が儲けていて,儲けることを目的に働いている,そうした連中との働く目的の違いこそポイントであると思っているので,このエントリーには言及しない。それより標記のレポートとは,


 コレ → 「日本の産業を巡る現状と課題、経済産業省、平成22年2月」


 「今後、日本は、何で稼ぎ、雇用していくのか」についてのレポートだ。これの前提となる現状分析も目を引く。たとえば,「我が国の輸出依存度は低い」。十分に読み応えのある資料だ。今後に向けて,「世界市場が伸びても、日本がシェアを維持している例」などをもとに,今後の方向性がまとめられている。
 今年,このレポートから始まる話題も多いと思う。ぜひ,このpdfをご覧いただきたい。