「お初釜」のごあいさつについてメモ


 あいさつは,スラスラ言えなくちゃね。大人なんだから。と,自戒をこめて。
 まずは,待ち合い前の顔合わせの時点のでの社中の者と先生とのごあいさつ。

「新年あけましておめでとうございます。今年もまた一生懸命に励みますのでよろしくお願いします」
「先生,おめでとうございます。今年もお元気で新年をむかえられ,うれしゅうございます」
「今年一番のお茶をいただいて,きっといい年になると思います。先生,今年もよろしくお願いします」
「おめでとうございます。今年もまた寄せていただいて,先生にお目にかかるのがうれしいです」



p.49〜50 およろこび 「茶席の会話集」 三田富子著


 次は,初釜を祝っての会話。

「お初釜おめでとうございます。今年も一生懸命勉強いたしますので,よろしくお願いします」
「先生,お初釜にお招きいただきましてありがとうございます。昨年にはお茶事をさせていただきました。うれしかったのです。今年もまた,お茶事をさせてください」


p.53 およろこび 「茶席の会話集」 三田富子著


こうした言葉の訓練を積み重ねないとね。


茶席の会話集―亭主の言葉・客の言葉

茶席の会話集―亭主の言葉・客の言葉