等身大の経営である。
経営者とは、一国一城の主人である。当然、そこには外連味もあれば、虚飾や見栄もある。つい経営者同士の勉強会だのネットワークづくりだのに誘われ、背伸びをして散財するし、わかったふうなことを言うようになる。そうなると、いつの間にか思いもしなかった「こんな自分じゃなかったのに」と、いい意味でも悪い意味でも思ってしまう。
では、等身大であろうとするためには、どうしたらいいのか。今日やることに最善を尽くす。遠い未来を想像したりせず、素直に心を込めることだ。つまり、「いまを生きる」ということだ。自信が持てないことを前にして、上手くできるか失敗するんじゃないかと考えてしまい、どうしたらいいのかと躊躇する。やることそのものに意識が向かず、結果ばかり気になってしまっているのだ。本当はいまできることをやればいいだけだ。
人生には、よろけたり、調子に乗ったり、つんのめったりすることが多々ある。世間的な成功や価値観に襲われていることに気づかず、自分を見失う。思い出すべきなのだ。自由を獲得し、ライフスタイルを実現させ、等身大の自分であろうとすることに。
