あなたはお金持ちを相手に商売をしたいか。
それはどうやら、自分の人生で、自分が自分自身にリーダーシップを発揮することを選択することになる。誰彼から指示命令を受けるだけの人間では話しにならない。自分自身のボスは自分であり、そのことを選択した者が進む道なのだ。
お金持ちとは、それぞれトップないし相応の裁量権を持つ人だ。そんな「上の立場」の人を相手に、あなたはどこに立つか。「そんな偉い人が相手なんだから、当然、下から恭しく、もしくはペコペコすべきでしょう」。そう答えたあなたはリングに上がれない。お金持ちが欲しいのは、価値だ。下の立場の人間が欲しいわけではない。そんな顎で使える人間は、既に大勢、持っているのだ。
だからこそ、堂々とせよ。堂々とした自分であれ。モノやサービスそのものじゃない。そのモノやサービスの価値、ストーリーを提供するのだ。横の関係で供されるから納得できるし、彼らの好奇心も満たされる。
もちろん、お金持ちは多様だ。「旧家」の伝統と格式こそ大事と言うお金持ちもいる。その一方で、アクティブに資産と人生を動かすことに興味を持っている人もいるのだ。好奇心旺盛な新たなお金持ちたちこそ、我々が自己の夢や目標も語るべき相手だろう。
お金持ちと向き合う際に、自分はどうあるか。そんなことを考えさせてくれる一冊だ。
