もはや、日本の元気と前向きさを作るメートル原器・成瀬あかりだ。
世間との折り合いを少しだけ増やしながら、成長し交友の範囲を広げているが、それでも成瀬は変わらない。読者はそこを確認して安堵する。
成瀬あかりらしさとは、何か。価値を自分で見つけ、判断し、行動することではないか。もちろん、成瀬も世間的な評価や価値判断を知らないわけではない。そうした周囲を客観評価しつつ、自身の判断を下し、実行していく。その決断力と実行力が特徴であり、魅力だ。案外と、ヒトはグズグズして決められないし、実行もできない。成瀬の周りもそうだ。そこを成瀬は、断定口調でスパッと言い切ってくれる。読者はそこに快哉を叫ぶ。
3部作の終了である。だが、成瀬があちこちに出かけてもいいのではないか。台湾へ出かけたり、ベトナムに行ってもいい。ネパールに行っても面白そうだ。もちろん、国内の離島でもいい。高野山や熊野、能登もイイだろう。沖縄や北海道、いやNHK以外の東京のあちこちへ出かけなきゃならないな。そもそも西武のベルーナ・ドームは必要だろう。
フラッと「極めたくなった」と言い出して、各地を成瀬節で語ってもらいたい。膳所から世界へ。
