銃・病原菌・鉄 [みんなの人文地理学]

2005年12月27日の朝日新聞ジャレド・ダイアモンド先生の「文明崩壊」の広告が載っていた。肩書きを見ると,生理学者,鳥類学者,進化生物学者,人類生態学者にして,UCLA地理学教授(!)。
と,言うことで以前から気になっていた同先生の著書「銃・病原菌・鉄」を図書館から借出しました。

「銃・病原菌・鉄」について
 〜文明を得たものとそうではないものとを分けたのは,農作物,家畜,文字(とそれにより機能する統治機構),病原菌対抗性,科学の肯定…などによる偶然的なもの,とする遠大な歴史を見渡させてくれる内容。この内容を「なぜ」を繰り返すことで掘り下げていく。僕らは,どれほど,こうした「問い」をたてられるだろうか。この著書で,積み残しになった問題が新著で明かされるのだろう。
 また,地理学を考える際に,より歴史学とのつきあいの重要性を再認識させてもらいました。
 ピュリッツァー賞受賞作。

明日,図書館に返却します。