クマザサは「一般には『熊笹』の字と思われがち」


 今日,道の駅でクマザサ茶を購入した。一口目で後悔した。実はまだ残っている。何と言おうか,臭いのだ。口の中に入れる(平気)。口腔内に広がる(まだ,平気)。ゴクッと飲み込む(実はまだ平気)。全て飲み込んだら臭いが広がる(もう,ダメ)。なので,飲み込んだと同時に後悔する。はぁ,残念。ドクダミ茶やヨモギ茶など,ほかにもインパクトのあるお茶は数あれど,十分,美味しくいただけるのに,これはダメだ。今のところ。
 このクマザサ茶のペットボトルの容器に,「Bear Bamboo Grass Tea」とある。熊竹草茶か。まぁ,気持ちわからんわけでもないが。なにせ原材料欄には「熊笹,ビタミンC」とあるくらいだから。ところが,

科名:イネ科/属名:ササ属
和名:隈笹/学名:Sasa veitchii var.veitchii


クマザサ,くまざさ,隈笹,Sasa veitchii var.veitchii,イネ科ササ属

一般には「熊笹」の字と思われがちですが、葉の縁が秋ごろから白く枯れてくることから「隈笹」という名があるのです。
隈どる順序は、葉の内側から順次に始まり、外縁に移っていきますが、葉の縁は黄質が薄くて、寒気にあうとすぐに黄色くなると考えられます。


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なんと!熊笹ではないのだそうだ。ちなみに,

葉に隈取りがあるのが名前の由来。この隈取りであるが、若葉には無く、葉が越冬するときに縁が枯れて隈取りになる。


クマザサ - Wikipedia


とのことでもあるので,熊笹ではないと言っていいのだろう。
 なーんだ,臭いの我慢して飲んでも熊みたいに強くなれるわけじゃないんだ。