2020-06-28から1日間の記事一覧

読書感想文「父という余分なもの: サルに探る文明の起源」山極 寿一 (著)

類人猿の家族関係から,我々,人類を照射しつづける著者の一冊だ。「サル」は,ほのぼのしている存在か。ただただ,眺めていられる存在か。違うだろう。サルに見られる個体間のコミュニケーションとそれに伴ういざこざ。そして食。さらに性。こうした我々と…