2023-12-31から1日間の記事一覧

読書感想文「陰陽師 烏天狗ノ巻」夢枕 獏 (著)

いつもながらの痛快・呪ファンタジーである。 なぜ、晴明は結果として人助けをするのか。頼まれごと、巡り合わせに仕方なく応じただけのことであり、本来、ゆるりゆるりと博雅と酒を呑んでいるだけなのだ。決して、自ら望んで火中の栗を拾に出かけいるわけで…