ラジコンヘリと15歳


 今日,小学生の子どもとラジコンヘリを飛ばした。初めてのフライトに「めっちゃ,ドキドキする」と興奮しながら,わずかに浮かばせたり,ぶつかって墜落させたりしていた(おかげで瞬間接着剤を買う羽目にもなった)。実は,このラジコンヘリは,対象年齢が15歳以上となっており,彼は「やってはいけない」ことになるだろう。まぁ,家庭の中だし,父親が隣にいたのだ,許せ。
 ところで,この対象年齢には,どんな根拠があるのだ?どうやら,ほかのラジコンヘリも同様の年齢範囲なのだが,さっぱりわからない。全く,どんなアダルトコンテンツなのだ。「危ない」と言う側を推測すると,15歳以上には安全配慮意識と判断能力が備わっているということなのだろうか。私には科学的な根拠が推測できない。
 日常の町中で,ラジコンヘリがぶんぶん飛び交い,バラバラと落ちる日常は,安心して外に出られないわけだが,そうであるならば,ラジコンヘリを学校で飛ばしてはどうか。体育館やグラウンドで飛ばすのだ。機械や電機に興味を持つ子どもが育つと思う。それより,空に夢を馳せる子どもが育つかもしれない。そう思うと大人のこちら側がワクワクする。
 もちろん,いまの先生たちに負担を負わせようとは思わない。ラジコン好きや機械に詳しいオジさんは沢山いるのだ。子どもたちにもっとハイテクを身近にさせていいと思う。いまの子どもたちの将来は,ロボットや水素エネルギーが当たり前なのだから。