仲間由紀恵をふる


 MNPで,キャリアを変えた。
 で,au仲間由紀恵から,DoCoMoキム兄へ,と*1。つーことで,「あばよ!仲間由紀恵」だ。無論,au仲間由紀恵に不満があったわけではない。むしろ,「ストレートタイプじゃないと体が受付けませんわよ,オホホホ」と,デザイン・ケータイを好んで使っていたわけだから,愛着もたっぷりだった。強いてあげれば,ここ数年の技術の進歩に伴ったカメラの画素数や「おサイフケータイ」への対応くらいが気になるところで,いまだに苦手なケータイメールよりも「もしもし,はいはい」が主な使い途の私にとって,電話だからこんなもんよ,との割り切りだった。
 今回,豚児にケータイを持たせることにしたため,彼に機種を選ばせたところ,DoCoMoキム兄の「P」がイイというそぶりを見せる。なかなか,コレ!と言いにくそうにしているため,ひと通りDoCoMoキム兄を手始めに,3キャリアのショップをまわり,DoCoMoキム兄に戻り,どれが良かったと尋ねる。「P」を彼は選んだ。色は赤だ。へー,そうなんだ。普段の身の回りのチョイスとは違うのね,と思う。
 私も同じ機種を選ぶ。色は白。マカーのオッサンはこれでいい。黒のボディに刻まれた文字を探すのはしんどい。白は目にちょうどイイす。心配した電話帳データの移行もスムースにいく。えがった。400件近い量をPCバックアップソフトも紛失してしまったので,これができないと途方に暮れるどころか支障が出るところだった。メールアドレスのデータも移行できたし,ブックマークも移行できた。よかった。ケータイサイトへのアクセスも第2世代と第3世代のスピード差を感じた。PCで言うところの砂時計待ち時間がない体感である。もっとも,これは通信速度だけではなく本体の処理能力に追うところもあるだろうけど。
 複雑で体系的とは言い難いユーザーインターフェースに戸惑う。基本的には慣れなのだろうけど,この辺りどうにかならんか,と思う。まったく高価なおもちゃを手にしてしまったとは思う。「新しい買い方」だそうで,それにもすんなりと納得しづらい。どうもダマされているような気もする。だが,「携帯電話」としての「もしもし,はいはい」はもとより,ケータイとしてフルスペックなツールを取り入れて少し生活に変化を付けてみようと思う。それに豚児と二人だけの家族間通話無料というのもティーンエイジャーとなっていく彼との間をつなぐ道具として適当なのではないだろうか。

*1:SoftBank上戸彩の選択肢はなかった。料金プランが全然理解できないのだ