深夜にコンビニで塩1kgを買う


 なにやってんだ,まったく。バカじゃないだろか。いや,バカ決定だな,俺。
 夜中に,正しい「神棚のまつり方」に目覚める。えーとね,センターに水玉を置いて,その両脇に榊と平子を置く。水玉の手前側左右に,白皿を2つ並べ,正面右側にはお米,左側にはお塩を入れる。かがり火は,この神棚の手前に置くわけね。で,水玉に水を指し,お米を入れ,さあて,塩を入れちゃろか!と思ったとき,無い。塩が。味塩コショーならあるけど,これじゃまずいでしょ。じゃあ,どうするよ。中途半端なセッティングで明日の仕事帰りに塩を買ってくる?いいや,コンビニに行ってきましょう。塩を買いに。というわけで,出発。
 店内で最初に目に入ったのは,アジシオ。いや,だからグルタミン酸はイイって。塩化ナトリウムで結構。次に見つけたのが,



財団法人塩事業センターの塩1kg。迷ったね。どーしよー,もっと少なくていいのに,と。でもこれ以外には5kg入りしかないのだ。値段も,1kg112円だったし,これで決定。せっかくなら,精製の粗い天然っぽい塩のほうが神棚にあげるのにふさわしい気もしたのだけど,この時間で入手できる塩となると,この選択肢しか無い。よく見りゃ,「本商品には香川県坂出市沖の海水からつくりました」との表記。天然っていや天然だね。
 結局,これを白皿に盛る。



神様,塩の案配はいかがでしょうか?私は残った塩で,スパゲティを茹でようと思います。あとは「塩少々」の書かれたレシピのときかな。