先ほど,NHKラジオ第1放送にて聞いた神奈川県伊勢原市のニュースをメモ。
今日は、最近石田牧場で取り組み始めた エコ酪農 をご紹介します。
可愛い可愛い子牛ちゃん!これは赤ちゃんの時のナナです^^
牛の生活場所には、牛が滑るのを防止したり、保温性を高めたり、掃除をしやすくするためなどの為に 敷料(しきりょう) が敷かれています。敷料には藁(わら)や麦稈(ばっかん)、もみがら、おが粉、砂など色んな種類があるのですが、
うちではおが粉をずっと前から使っています。けれど最近、このおが粉が安定して手に入りにくくなり、値段も高くてちょっとどうしよっかなー^^;
って思っていました。
そして最近、代替品をひらめきましたΣd(`.∀.´d)
それは、 『ペーパーシュレッダーダスト』 です。
オフィスなどで不要な書類をシュレッダーにかけてできるあれです。
ほとんどの職場でシュレッダーダストが出ますが、いろんな紙が入っているためリサイクル出来にくく、
今まで燃えるゴミにしていると思うんです。
「あれが牛の敷料に使えるんじゃないかなー?」
と思って、思い立ったら即実行!さっそく伊勢原市役所に相談してシュレッダーダストを頂きました。
このペーパーシュレッダーダストをおがくずに混ぜて使ってみると,1)紙には水分が少ないため雑菌が繁殖しにくく,2)一つ一つのあいだに空気を含むので、保温性もあり,3)堆肥化も問題無く,紙に含まれるインクなどが農作物に与える影響は無いなどのメリットだけでなく,最大の目的,月に数万円のコストダウンも達成。
現在の年度末のシーズンは大量に紙ゴミが発生するため,シュレッダーダストが不足することは無いが,安定供給が得られないと使い続けられない面もあるとのことだった。
首都圏での取り組みだが,「酪農王国」北海道では,どうなのだろう?と思ったら,以下の事例があった。もっと広がってもらいたいものだね。