医者にアントレプレナーシップが必要な時代


 今日放送のTBS「情熱大陸」を見た。取り上げられていたのは,いま,夕張の医療と立ち向かっている村上智彦医師。
 彼については,ラジオ放送を聞き,以前にもエントリーを書いたが,テレビだと情報量が多いとあらためて感じた。特に病院内の様子と村上医師の表情が見えるのは大きい。これとともに奮闘の成果も増えている様子に感心した。病院を経営しているだけではない。地域における医療をつくっていると感じた。


 今日,以下のページも見た。

 歯医者は儲かる――そんなイメージはもう捨てた方がいいのかもしれない。歯科医の「100人中5人は所得ゼロ」、5人に1人は月間所得25万円でワーキングプア寸前、という分析もある。さらには、「夜逃げ」した歯医者もいるというから驚きだ。


"歯医者もワーキングプア? 「月給25万」から「夜逃げ」まで"

 原因は過当競争とのことだが,自らの歯科医事業のヴィジョンとコアコンピタンスを問われる時代なのだろう。
 地方の医療にせよ,過当競争の歯科医にせよ,医者にはアントレプレナーシップが必須とされる時代を迎えたのだろう。