「センス」で済ませていいわけじゃないな

フローリングの床には、あたたかく、肌ざわりの良いラグを敷く。これはみなさんご存知でしょう。でもラグにはもっと様々な使い勝手があるのです。

小さめのラグをダイニングテーブルの下に敷き、食べこぼしの掃除を楽にしたり、ベッドの横の足が着く位置にだけ敷いたり。
あたたかく、やわらかい素材感を楽しめるのはもちろん、いろんな素材やカラーのものが用意されているので、ラグは部屋全体のコーディネイトのアクセントにも最適です。例えば、1つの部屋に異なるカラーのラグを2枚敷けば、不思議と空間が2つに仕切られたような印象になります。

この効果をうまく使えば、リビングルームを「くつろぐ場所」と「仕事をする場所」にわけたりすることも可能です。


小さめラグで雰囲気を変える|ふたりの部屋のつくり方|MUJI Life-家具インテリアを取り扱う無印良品


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 「そうなのか」「そうだよな」が,最初の感想。だから,ホームセンターのチラシになんかにあるのは,「アクセント」ラグなんだよな。それにしても1行目。「フローリングの床には、あたたかく、肌ざわりの良いラグを敷く。これはみなさんご存知でしょう」って,いやー,てっきり,好きな人だけが敷くものか,と。なるほどね,そうやってインテリアをつくっていくわけね。このインテリアを形成するっていうのは個人の感覚によるものであっていいはずはない。誰しもが身につけるべき素養だろう。
 亡くなって数年が経つ建築家・宮脇壇が北欧の中学校では家庭科で,男子は住宅の工法やリペアの方法などの大工仕事を,女子は配色やインテリアコーディネートなどの住宅について学ぶと紹介していた。全くモノを置かなかったり,ちぐはぐな家具を並べていたり,家を買ったときのままやインテリアコーディネーターのお仕着せのままだったり,とインテリアの知識とノウハウはホントは身についておくべき家事の一つなんだよな。