人は増幅装置だと思うんだ


 ひょんなことから,想像したいたことの一番右側の事態に進展し,「世の中,すげーなー」などとひと事のように感心していたら,あんたこそ,おったまげだ,などと言われる。あー,そーすか。
 こちらの人と,この人を組み合わせると,そこにこんなことが起きてさ,で,ドーンといったりして,すると,へー,なんて思うようなことが起きたりするわけだ。そのことって,面白がろう,楽しいだろうな,なんて思っていることの延長に過ぎないんだけど,そこで介在している「人」って何だろね?と考えると,結果の起きている側から見れば,モノゴトを膨らませる増幅装置として機能している,そんな役割りだと思うんだ。
 もちろん,世の中,そんなに都合よく打てば響くわけじゃ無し,くだらないことにぬかるんで足を取られることになるんだけど,そんな抵抗も,まあ,全体の回路の一つなわけで,全体の増幅装置においては,必要な部品なんだと言えよう。
 そんな見方もできるよね。そう信じたいのだ。