今日のナイスアイディア(のはず)

 “シャッター通り”という言葉が象徴するように、地方都市の中心商店街は壊滅的な状況にある。郊外型ショッピングセンターが台頭して、客足が遠のいたためだ。だが交通弱者への配慮や都市開発の効率化などの観点から、都市のコンパクト化が注目されるようになったが、その実現には中心商店街の活性化が鍵となっている。

 この活性化策として、大きく注目されている取り組みが100円商店街だ。これは「商店街全体を100円ショップに見立てるイベント」のこと。イベント日に参加店が一部商品を100円均一で提供する。低コストでもイベント性が高いため費用対効果が高く、また個々の店舗への客の回遊性も高められる。

 この取り組みは山形県新庄市の商店街で2004年に始まったもの。開催時には通常の約10倍の集客がある。これが中小企業庁の「がんばる商店街77選」(2006年発表)にも選出され有名になった。現在では同様の取り組みが全国各地に広がっている。


<今日の知識>
Q.「100円商店街」とは何をするイベント?
A.商店街を100円ショップに見立てるイベント
- 日経トレンディネット


つーことで,これをうけて,

池田町の商店街が日用品や食品を100円で一斉に売り出す、1日限定のセールを行いました。

「100円商店街」と名付けられたこのセールは、景気の冷え込みが一段と鮮明になるなか、客足をなんとか呼び戻そうと地元の商工会が企画したもので、町内の20店が参加しました。
20日はふだんよりも買い物客の姿が多く、商店街のいろいろな店を回り、3キロのコシヒカリやホットプレートなど、通常の価格よりも破格の安さで売られている100円の商品を買い求めていました。
なかでも人気だったのが、ふだんは9800円のダウンジャケットで、希望した20人ほどの中から抽せんで3人が当たると、周りからは大きな拍手が起きていました。


1日限定セール商店街に客足を
NHK北海道のニュース 2008年11月20日 19時59分更新


「3キロのコシヒカリやホットプレート」「9800円のダウンジャケット」って,ダイソーはそんなムチャしないぞ。100円ショップを別ななにかと勘違いしてないか。余計なお世話だが,無理すると続かなくなるんじゃないか,と。