札幌・本願寺展に行ってきた。


 本日,最終日に何とか間に合って本願寺展に行くことができた。最終日の混雑とは,いかほどかと恐れながらではあったが,身動きがとれぬほどではなく,説明装置をつけた人たちの合間合間から鑑賞することができた。


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無題ドキュメント


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親鸞聖人750回大遠忌法要


 国宝の「三十六人家集」は,色と紙を漉く技術に見入ってしまうできだし,欄間や襖の見せつけるダイナミックさに恐れ入る。
 名号本尊を行ってきた宗派らしく,仏教美術としての華美さはほどほどだったように思うし,これみよがしの程度も庶民へのわかりやすさが元になっているのだと思う。宗門の歴史をモノから学ぶ機会になったと思う。
 美術館を出た後,カエルヤ珈琲店にてソーダを飲んだ。この土日,札幌を歩き回り,寝不足の疲れが襲いかかってくる中,美術品に集中した頭をリラックスさせてくれる時間にもなった。この後も,道立近代美術館に行くことがあろうが,その帰りには寄ってみたい。


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カエルヤ珈琲店