葬式以外のことをする仏教への期待


 あの「夕張希望の杜」のブログで,次の記事を発見。

 患者やその家族が、心穏やかに過ごすための手助けをしようと、僧侶の有志の会「臨床僧の会・サーラ」が今月16日、京都市で発足した=写真は発足の会。代表は、禅僧で医師でもある対本(つしもと)宗訓さん(56)。対本さんは臨済宗仏通寺(広島県)派の管長まで務めたが「医学が扱う生命と、宗教が説く『いのち』の双方を知りたい」と、45歳で帝京大医学部へ入学し医師になった。
 「医学部の6年間、命という言葉がほとんど出てこなかった。科学だけでは、患者の『死んで私はどこへ行くのか』という質問に答えられない。かと言って、衣を着た僧侶がいきなり病室で説法しても患者には届かない。日常の言葉で法を説く力が求められる」
 しかし、免疫力が低下している患者もおり、知識なく病室に入るのは危険だ。そこで会では、参加希望の僧侶にヘルパーなどの資格を取ってもらう。さらに人体の基本的な仕組みや医療倫理の基礎を研修し、病院で実習する。教義や説法は脇に置き、まずは食事や入浴の介助、花壇の手入れなどを通して汗をかき、患者に信頼してもらう道を取る。


夕張希望の杜:歯科医師・医師のつぶやき:医療現場に仏教という取り組み


これぞ,本来の仏教の役割だろうし,病気になる前から艱難辛苦,いや,日常の生老病死愛別離苦に向き合い固ってこその仏教だろう。この取り組みには,期待している。
 そうそう,2chまとめサイトの「【2ch】ニュー速クオリティ:浄土真宗本願寺派 本願寺築地別院のホームページのソースがふざけていると話題に」で知った映像も貼っておこう。


YouTube - 【前代未聞】衝撃的なお寺のCM: