昨日の緊急地震速報は誤報だったのね。


 昨日の昼,職場で「アレ?揺れてない?」との声。周りにいる同僚のケータイがビービー鳴り出した。「緊急地震速報です!」との,やや緊張感のある声。揺れは,ややしばらく続いたように感じた。ゆーらゆーら,とね。
 ネットで検索したものの肝心の情報にヒットしない。アレレ。

 14日午後0時1分ごろ起きたオホーツク海南部を震源とする地震では、気象庁が出した緊急地震速報の対象が北海道北部だったのに、実際に揺れたのは主に太平洋沿岸部だった。非常に深いところで起きた地震の地上への伝わり方が通常と異なる「異常震域」という現象で、札幌管区気象台は「速報を聞いて緊急対応をした人もいると思う。おわびしたい」としている。
 この地震は規模がマグニチュード(M)7・3と比較的大きかったが、震源が590キロと、日本列島の下に潜り込んでいるプレート内の最も深い部分で起きるタイプだった。


朝日新聞デジタル:深い震源 誤報招く 緊急地震速報-マイタウン北海道


 あの,揺れを感じた北海道北部だったんですけど,なおかつ緊急地震速報地震であることがわかって助かったんですけど,誤報っすか。お詫びっすか。あれれ。
 むしろ,鳴らなかった自分のケータイの設定を確認しちゃったんですが。

 同気象台によると、こういった誤報を防ぐのは技術的に難しいが、これほど深い地震が地上に大きな揺れをもたらすことはあまりないという。


朝日新聞デジタル:深い震源 誤報招く 緊急地震速報-マイタウン北海道


 地震を感じなかった人も多かっただろうけど,実際に地震はあったし,速報の価値はわかった。
 そんなことより,「これほど深い地震が地上に大きな揺れをもたらす」という,「あまりない」ことが起きたことに関心を向けておきたい。深い震源が杞憂であることを祈りたい。