先日,たまたま,通った裏通りの葬儀屋(たぶん)の看板に,「友人葬・しきみ」とあるのを見つけた。
「しきみ」って,何?いや,スマン,いい大人なんだが,わかんない。社会経験が積み重ねていてるんだろ,と言われれば,そのとおり。いろいろ,スマン。
んで,調べてみたわけですよ。
シキミ(樒、櫁、� Illicium anisatum)はシキミ科の常緑高木である。かつてはモクレン科に分類されていた。有毒。仏事に用いるため寺院に植栽される。
「仏事に用いるため寺院に植栽される」植物を葬儀屋で売るわけ?そーなのか。
樒は、寺や墓地に植えたり、仏壇のお供えにつかう植物です。宗派に関係なくお供えに使われます。
特に関西地域では、葬儀の会場に飾る習慣があります。地方によっては、これが花輪になっていることもあります。
独特の香りがあり、お香をたくのと同じ効果があるといわれています。
自宅での葬儀の際には、玄関に樒を立てて、悪霊除けや、お清めに使いました。
あー,これね。ワイドショーなんかで見たことある。下がってるわ。なるほどね。こういうのを,作ってくれるわけね。あー,スッキリした。
いま,旧来の葬式から,家族葬や直葬を選ぶご遺族が,全国的に増えているという。実際に,ホテルなどでの「偲ぶ会」で済ませる例も耳にした。そんな時代に,「しきみ」はどのように残るだろうか。
そんなことも思ったりもする「しきみ」だった。