靴が戻る


 リペアに出していた靴が戻った。ソールの張替えとほつれた縫い目を直してもらった。全体にクリーニングもしていただいたようで,年期は入ったものの安心して履けるきれいな靴によみがえったので,又,世話になろうと思う。
 買ったのは2000年だったから丸7年が経過し8年目に入る。店で「大事に履いていらっしゃるんですね」と言われくすぐったい。そして少し誇らしい。
 先月,時計の革バンドを交換し時計をはめる生活を再開させた。いま,大きくてどんな場所にも持ち込めるブリーフケースに興味がある。
 こうした「ちゃんとした」ものに囲まれることが息苦しくコッパズカしいと思っていた。ちゃんとしてしまうと面白がる視点を失ってしまうのではないか,とも。いやいや,そんなことは気にせず「ちゃんと」しよう。