12カ月点検が示唆するクルマ


 クルマを12カ月点検に出す。技術料は,点検の他にエンジンオイル,オイルエレメントの交換。バッテリー液,クーラントの補充に加え,リアバンパーと助手席のへこみの修理を含め,¥14,000-なり。やんちゃなクセが出てしまって,つい,雪山にバックで突っ込むことを繰り返したため,バンパーの留め具が外れてずいぶんとみっともないことになっていた。正直,「恥ずかしいよ,俺」状態。直るのかなー,なんてバカなことを思っていたがキレイに直してもらった。また,固い雪山に左側車体をこすりながら動かしていたら,パンって大きな音がして,穴が空いたか傷がついたかと思っていたところ,暗がりでは見つけることなく終わっていた。しばらくして,クルマが流線型にセクシープロポーションになっていることに気づいた。あのときの音はコレか,と。今回,このドアのへこみもノーマルに戻すことができた。
 エンジンオイルは,@800を4.5Lで¥3,600-,オイルエレメントは,@1,250のものを1本。バッテリー液は、@70を2本。クーラントは,@600を0.5Lなので¥300-で,計5,290-,これに消費税やら,端数の値引きなどで,請求額は¥20,000-。それと,洗車もしてくれていた。これも嬉しい。
 キーを渡す際に,床下からたまに異音がすると伝えていたところ,ドライブシャフトに氷がついているとのこと。これはこれで一安心。クルマが戻ってきて,プロの目が通っているとの安心感が包まれて運転した。と同時にドアがへこんでいたり,バンパーの一部が外れているような社会的に問題のある自動車オーナーであることの居心地の悪さからも開放された。
 こうした気分にさせるクルマという存在は面倒くさくもあるし,社会そのものであることを理解させる装置でもあるのだろう。