万歩計を失うということ


 ウォーキングから帰ってきて,ふと気づくと万歩計がない。帰宅してからいくつか家事を終わらせた後だったので,落とすとしたらあそこか,ここかと探した。無い。ありゃあー,今日の吹雪の中で落としたのか,もう,見つからないか,あと2カ月でまる2年のつきあいになるところだったのに,としみじみした。付けているのが当たり前の存在だった故に,この欠落にはがっかりしたし,何かが終わるのだ,という気になった。
 たかだか,万歩計なのだが。


 結局,ベッドの上で万歩計は見つけたんだけどね。