青空コンビニという,ある種の清々しさ。


 一時的なシーンを切り取ったものだと思うけど,印象深い写真。

「飲み物、売ってまーす」。がれきの山が広がる宮城県南三陸町の道路脇で、1軒のコンビニエンスストアが営業を再開した。店舗は小さなテーブル一つ。店員は家族5人とその友人たちだ。

 再開したのは志津川地区で15年前から営業を続けてきた「セブンイレブン志津川天王前店」。オーナーの渡辺隆さん(48)は「少しずつ、できることからやろうと思って」と段ボールで作った「営業中」の看板を掲げる。

 2カ月前、津波で店舗は根こそぎ流された。数日間途方に暮れたが、「家族5人はみんな無事なんだ」と思い直し、再開を決意した。


asahi.com(朝日新聞社):がれきに囲まれ「青空コンビニ」営業中 宮城・南三陸 - 社会


http://www.asahi.com/national/update/0511/images/TKY201105110222.jpg


 なぜだろうかね。こうした青空の下での商売は,清々しさも感じる。復興だけではなく,商売の原点も感じさせるからなのだろう。