大河ドラマ「平清盛」の題字を書かれた金沢翔子さんの個展が開かれている


 番宣で,「たいらあのきよもりぃー」と独特のイントネーションで名乗りを上げるシーンが,やたらとリピートされている大河ドラマ平清盛」だが,オープニングの題字が,少し印象的だった。どこか,頼りなさげで,それでカッコつけるわけでもなく,スマートでもない。スタッフロールを見ていると「題字:金沢翔子」とあった。検索してみると,幼い頃にダウン症を発症した書家として,すでに著名な方だった。そんな金沢さんだが,

 大河ドラマ平清盛」の題字を担当するなど躍動感あふれる書で脚光を浴びる女流書家、金沢翔子さん(26)の作品を集めた「金沢翔子書品展」が、東京都中央区日本橋東海東京証券のギャラリースペースで開かれている。22日まで。

 金沢さんはダウン症の書家としても知られる。会場には「絆」や今年のえとにちなんで「龍」の文字を使った作品など20点が、草月流のいけばな作品とともに展示されている。無料。


金沢翔子さんの書の世界 日本橋で - MSN産経ニュース


と,個展を開催中とのこと。
 今,この時代に,旬な作家の作品群にぜひ,触れてみたいものだと思うし,機会のある方はぜひ,ご覧になられてはいかがだろうか。


 ちなみに,金沢さんのサイトは,こちら → ダウン症の女流書家「金澤翔子の書の世界」