父親の心臓が悪いという


 昨夕,実家に行ってきた。年が明けて実家には行った際,父親が酒を飲んでいなかった。暮れのギリギリまで働き詰めだったという。68歳になるが,定年後,派遣会社などを通じて,いろんな現場で重宝されているらしい。まあ,そうだろうな,と思う。私は受け継いでいないが,力も強く,野良仕事をいとわず精通し,マメなのだから,あちこちから声がかかるのを応えていたら,早朝から仕事だらけの日々が続いたらしい。なるほど,過労気味で酒を控えたということか。
 そんなふうに思っていると,昨晩も酒を飲んでいない。母親が言うには,3日間ほど,心臓で入院したという。父親が説明する。心臓の弁が不調で,動脈の太さも硬貨ほど太さが鉛筆程度にもなっているとのこと。そうなのか。看護士に,酒を禁止されてもいるらしい。本人曰く,手術してくれりゃイイのに,という。そういうもんかね。
 ほとんど,老化らしい老化を感じさせることがなく,いまだに腕相撲で勝てる気すらしないが,年齢相応の変化がやってきているということなのかもしれない。まあ,それでも,3月には四国に,うどんを食べにいくのを楽しみにしているし,元気に動いている。
 なんで,こうして書いているか。どうにも,若い頃に生まれた第1子の私としては,強くたくましく,理不尽に怒る(ように当時の私は記憶している),あの父親の変化に,少し,戸惑っている。弟たちには,連絡しておこうか。