高齢社会に書籍の材質,構造のイノベートが必要ではないのか


 今日,年齢を重ねても本を買いに出かけている知人の様子を知った。
 知人は,手のしびれがあるいう。もちろん,高齢になれば,皮膚が乾燥してくる。しびれと乾燥,鈍くなる感覚。これは何か。本がめくりにくくなる,ということだ。「本好き」の高齢者の身体状況に合わせた本の材質や構造を変える必要があるのではないだろうか。

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軽く,開きやすい書籍構造。すべりにくく,手がかりのある「本」への工夫ができないか。

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小説本セットってこんな商品です。| 印刷通販のプリントキング | ピックアップコンテンツ


指先を舐めなくても,指先に追随する紙質をつくれないのか。


 そうそう,KindleiBooks では,本をプレゼントする機能があるのだが,こちらはプレゼント相手の年齢や嗜好などでオススメ本を提示してくれると嬉しい。そんな機能アップを期待している。