クリスマスは,冬至明け祭り


 すっかり日が長くなった。
 夕方,外を眺めていると,本当にそう思う。天候にもよるのだが,午後3時30分過ぎから午後4時にはもう,すっかり暗かったのが,周りが明るい。それが明るい。しみじみ,「あ〜,冬至が明けた!」と心の底から思う。
 この「日が長くなった」の実感は,私はクリスマスの日に感じた。緯度がもっと高い場所だと,翌日にはもう,感じることだろう。たいていの冬至は,12月22日。これの3日後がクリスマス。日が長くなったと誰しも共有できるこの日に,太陽の恵みに感謝し祝うという風習が始まったと考えておかしくないだろう。

クリスマスの由来は諸説あるが、古代ローマ冬至の日に行われていた「太陽神の誕生祭」や「農耕神への収穫祭」が、後にイエス・キリストの生誕祭と結びつき、クリスマスになったといわれる。
当時のローマでは、太陽神を崇拝する異教が大きな力を持ち、12月25日を太陽神を祭る祝祭日としていた。
そこで、初代キリスト教の指導者達が、異教徒との対立や摩擦を生むことなく異教徒にキリスト教を広めるために、12月25日はクリスマスとされた。


クリスマス - 語源由来辞典


 ほうらね。私の実感は由来にそっているじゃん。へへへ,と思っていたが,

なお、1年で日の出の時刻が最も遅い日・日の入りの時刻が最も早い日と、冬至の日とは一致しない。日本では、日の出が最も遅い日は冬至の半月後頃であり、日の入りが最も早い日は冬至の半月前頃である。


冬至 - Wikipedia


とのこと。なーんだと,冬至が日の入りの時刻がもっとも早いと思っていたがいい加減な刷り込みだったか。お恥ずかしい。
 ということで,放言まで。