ダメだ。さっぱりわからん。

 百年続いた支庁制度を変えるかどうか。道議会の特別委員会が4日、集中審議する。昨年11月に道が修正案を示して以降、初の本格的な議論となる。道州制をにらんだ体制づくりと人員削減による財政効果が狙いだが、各地で「地方切り捨てだ」と批判が続出し、道議会では与野党とも反対。


asahi.com:支庁再編提案 高い壁 道義会特別委-マイタウン北海道


の結果は,

 委員会では各議員から,この時期に支庁再編を急ぐことの是非や効果をただす意見が相次いだ。
 民主党・道民連合の田島央一氏は「地域の反対を押し切れば地域主権に反する」と批判。自民党・道民会議の遠藤連氏も「支庁が廃止になると企画立案機能がなくなり,地域の疲弊がますます進む」と述べた。


支庁再編案 与野党から反発 - 朝日新聞 2008年(平成20年)2月5日


 日本語が理解できない。
 「地域の反対を押し切れば地域主権に反する」。では,「地域の賛成にもとづけば地域主権となる」のか。ホントか?「支庁が廃止になると企画立案機能がなくなり,地域の疲弊がますます進む」と言うが,「支庁が存続しその企画立案機能により,地域の疲弊は止まる」のか。それとも同機能があったことで,これまで「地域の活力はますます高まってきた」のか。
 核心を避けた空中戦になってしまっている。仮に支庁の名前が残ったところで,人員と予算が大幅に削られてしまえば何に反対していたのか,とならないか。組織や機構の看板が残ったところで,住民の暮らしを守れないようであれば,何のための qwertyuio....。ダメだ。さっぱりわからん。