グリーンスリーブス事件,発生!


 昨日,自宅に戻ると固定電話に留守電を知らせるランプが点滅している。夕方からの用事を控えていながらも,再生ボタンを押す。「ヨウケンノイチ,ゴゴゴジニジュウロップン,ロクオンジカン,サンジュウビョウ デス ピー!!」,あ〜,機械的ねぇー。なぁんて,思っているとここからがスゴい。


 タ〜ン,タン,タン,タタン,タン,タン,タン ♪


延々と曲である。メロディが高音部に転調する間際に「ピーッ!」と録音終了。


 えっ?え?なんすか?あの,声,話し,メッセージはいつ?と思っているうち,終わってしまった。あぜーん,である。ひーっ!!!何すか?ダ,だれ?一体,何なの?ちなみに「ハローページに名前を掲載してもらうことにした。 - kazgeo::10%ダイエット」と書いたように我が家はハローページへの掲載はしていない。限られた人しか知らない。それに,うちはナンバーディスプレイにもしていないので,どなたかなのかもわからない。「ナンバーお知らせ136」も,ひかり電話なので役立たない。
 わからん,わからん,わからん。考えていても仕方がない。ピアニストに聞いてみる。再生させた録音を携帯電話を近づけて聞いてもらった。「えーっと,思い出したら電話しますね」とのこと。待ってるよー。やや,待っていると,「思い出しました。『グリーン・スリーブス』ですよ。中学生のときにリコーダーなどでやりますよね」。ほう,そうなのか。
 グリーン・スリーブスをググる。意味深げだ。とくに歌詞。

グリーンスリーブスは私の全ての喜びのもと
グリーンスリーブスは私の歓喜
グリーンスリーブスは私の魂
私の貴婦人グリーンスリーブス以外に誰がいようか


グリーンスリーブス


嗚呼,グリーンスリーブス。一体,この留守電とは何なのだろう。



 ただの「電話した人が,保留ボタンを押しちゃった」じゃね?というのが,もっとも妥当なのだろうけどさ。