NHKラジオ第1放送「ラジオあさいちばん」で,佐治 真規子が号泣していた


 1日の始まりを騒々しい報道もどき番組で始めるか,まともなニュースで始めるかは,結構重要なことだと思うが,他人の趣味に口出しする気はない。
 私は,以前にも書いたとおりNHK派なので,断然,NHKラジオ第1放送「ラジオあさいちばん」をお勧めする。国際情報やニュース解説をきちんと押さえておける貴重なソースであるし,朝ぐらいテレビを消したらどうか,と思う。ま,人の趣味だ,好きにしてくれ。


 今朝,この「ラジオあさいちばん」の終わり際から聞き始めたところ,なんと,キャスター・佐治真規子が号泣している。どうやら,お便りを読みながら泣いているのだが,嗚咽寸前である。息が詰まりかけている。何事が起きているのだ?と思ったが,ペアを組む小野卓司アナが今日で降板するとのことで,リスナーからお別れのファックスが届き,それを佐治真規子が読んでいるうちに思いがこみ上げたようだ。
 昨日のニュースで,

朝日新聞
「現役続行」 退職アナが事業組合 NHK・山根さんら


 NHKのアナウンス室長をこのほど退いた山根基世さん(59)らが、退職アナウンサーらによる有限責任事業組合(LLP)を7月に発足させる。なお現役を続けたいシニアの受け皿として、朗読や読み聞かせなどの社会貢献に努めるという。


とあったので,小野アナもこれかと思ったが,これに加わるアナは,山根に加え,広瀬修子宮本隆治の3人とのことなので違うようだ。
 見方を変えれば,退職時に同僚に号泣される仕事人生とはスゴいものだ。それに私も寂しい。