いちいち反応すると頭がクラクラしてくるわけだが。
２００９年中に最初の子どもを産んだ女性のうち、４人に１人が結婚前に妊娠したいわゆる「できちゃった結婚」だったことが、厚生労働省が９日に公表した統計分析で分かった。出産した年齢が若いほど割合は高く、１０代で８割、２０代前半でも６割を超える。
８割に，６割。もはやスタンダードなのな。そういうものなんだな，世間知らずでスマンと言いたくなる。
都道府県別に見ると、沖縄県（４２．４％）、佐賀県（３７．５％）、福島県（３６．７％）など九州や東北で高い一方、東京都や神奈川県（いずれも１９．５％）など関東や近畿は低い傾向にある。
このくだりは，「田舎ってば…」と言ってしまってはいけないのだろう。産婦人科の数や所得の問題もあるだから，地域の歴史や風俗性と語ってしまってはミスリードになる。もちろん，都会の娯楽の数で語ってしまうのも実状と離れることになるのだろう。
「でき婚」の割合は１９８５年の１７．３％から増え、ピークの０２年には２７．９％に。その後は減少傾向で、０９年は前年より０．９ポイント減った。第１子の出産年齢が高いほど結婚前妊娠は少なくなることから、最近の晩婚化が背景にあるとみられる。
なんだ，減ったのか。これまでのほうがデフォルトだったのかよ。まあ，そうなんだろうな。ただ，「最近の晩婚化が背景にあるとみられる」というのは，果たしてそうなのだろうか。「できちゃってない」から，結婚してないわけでしょ？「できちゃっ」てれば，結婚してたかもしれない層が「できちゃってない」− 原因は，こっちだろう。出会ってないのか，人類の精子の劣化が進んで受精にいたってないのか，草食化が行き着いたのか，いずれにせよ，その他含めて晩婚化は関係ないでしょうな。続報を期待しよう。
