なぜ,野菜と牛乳を摂ることが大事なのか。
もっともらしいことは,世間によく出回っている。もうイイじゃないというほど。だが,それの根拠は?となると「うるさいことを言うな」となる。
昨日の朝日新聞の記事で,九州大学大学院教授・清原裕さんが紹介されていた。清原教授は,「現代社会と切っても切れない生活習慣病と、認知症やがんに関わりがあることを明らかにした第一人者」。「40歳以上の全町民を対象に健康診断と追跡調査」を福岡県久山町で取り組んできた方,と言えば,一度や二度,記事を目にした方もいるだろう。
研究の成果として,「糖尿病の人と、正常の人とを比べると、アルツハイマー病を引き起こす危険性は2.1倍」,「糖尿病の人は、正常値の人よりがん死亡のリスクが2.1倍高かった」などを明らかにしている。
その清原教授のインタビューで,
――私たちの日常生活へのアドバイスをいただけますか。
週3日以上は、30分以上のウオーキングをすることです。和食がこれまでも推奨されてきました。私たちは食事の調査もおこなっており、多めにとったらいいのが野菜に、魚、大豆、乳製品です。それらをたくさんとる人は認知症になりにくい。単純化すると和食に牛乳をつける食事がいいのです。
と言っている。
野菜の多い和食と乳製品の食生活をせよ,のソースがまさにコレなのだ。
小林カツ代の野菜でまんぷく野菜でまんぞく (講談社プラスアルファ文庫)
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