温家宝のサプライズの来道がないなら,中ロ国境問題解決もホンモノだ


 中国首相が来日中で,「日中関係改善」なのだそうだ。ああ,そう。
 三日間の来日の予定は,

 4月11日から13日の日程で来日する中国の温家宝(ウェン・チアパオ)首相の主な日程が固まった。初日には安倍首相と会談し、2日目に中国首相として初の国会演説を行うほか、創価学会池田大作名誉会長との初めての会合も予定されている。最終日には京都市に入り、嵐山にある周恩来元首相の石碑を見学し、立命館大学の訪問なども検討している。

中国・温首相、池田大作氏と会合も 来日の日程固まる
朝日新聞 2007年03月30日

と報じられていたとおりの日程をこなしているようだ。
 さて,いつも中国首脳が来日したおりの恒例の「突然の北海道訪問」だが,三日目にどうやら,京都に入るなら,今回はないのだろう。そうだとすると,このことの持つメッセージは大きい。「中国とロシアの国境問題は解決した」のアピールだからだ。
 「最終日」の明日の動向に注目したい。


参考:wikipedia-中ソ国境紛争