まんまと情報紙「てまひま」に釣られて作業用品専門店「プロノ」に行ってきたよ。


 まだまだ,ローカルな存在に過ぎないが2010年代のユニクロの登場か?と思わせるワーキングウェアや作業用品を扱う専門店「プロノ」。かつて郊外のロードサイドによく見られた建設土木作業員向けの「ワークの店」が,公共事業の縮小を受け,一般向けにチラシをつくり,独自商品の開発のため製造小売りにも乗り出し,店名を変更する。この大胆な取り組みを,1969年生まれの2代目が断行したわけだ。
 今後,要注目だし,夏向けの商品も買ってみたい。そんな気になるショップだ。現場ユース商品が,まだまだ,これだけの開拓の余地があったとは,と正直,驚かされる。そうであるならば,デザインとコミュニケーションの力で,変えていける分野の多くは相当,眠ったままなのだろうとも思わせる。


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プロノ・ハミューレ株式会社


参考:情報紙てまひま【2011春号】