散歩と身近な人へのアウトプットが支えている「ハードワーク」


 昨日の新聞に,目を引く記事があった。

 課題が与えられ,予算や時間も限られる広告づくり。100の案を出しても通らなかったことも。


「元気のひみつ」 CMプランナー 澤本嘉光さん
2009年(平成21年)9月26日 朝日新聞


 顧客だけではなく,上司や同僚を納得させ,結果を出さなければいけない「プロ」の仕事をし続けるとは,「100の案を出しても…」ということだ。そうなのだよね。と勝手にうなずいた。それはアイディアを次々に生むことのみならず,そのアイディアの見せ方でもあるのだけど,ね。

 「午前0時を過ぎたら,やる気がしない」から,早寝早起きはゆずれない。散歩をして神社に立ち寄ったり,木や草に触れたりすることで気持ちはリセット。


元気のひみつ CMプランナー 澤本嘉光さん
2009年(平成21年)9月26日 朝日新聞


アイディアを通す際に,実は気力・体力の充実が必要だったりする。勢いとノリってやつだ。そうした気分をつくる上での気持ちのリセット法を持っておくのは大事なことだ。

新しいアイデアは家族に話して反応を見る。「独善的にならず,他人の意見に耳を傾けて,修正していく」。おもしろい作品づくりにひけつだ。


元気のひみつ CMプランナー 澤本嘉光さん
2009年(平成21年)9月26日 朝日新聞


アイディアを世に出すのは不安なものだ。どう通じるかの確信が欲しい。そんなとき,太鼓持ちに話をしたところで何の役にも立たないし,さりとて自分自身に興味関心を示さない相手に話をしようもない。澤本さんにとっての家族のような存在に,ぽろっと話をしてみる。そんなこともアイディアを成就させるのに,大事なことだ。
 記事にうなずくことの理由を書き出してみた。