2012-01-01から1年間の記事一覧

リーダーが自分に言い聞かせること

私が入ってるMLで引用したので,記録にここにも載せとく。 リーダー論はいくつもあるけど,以下は,構成員がリーダーに期待することではなく,リーダーが自覚することとして考えてみるとよいだろう。もっとも,これが唯一解ではないと思うが。 まあ,メモと…

やはり,自分を築くために「言葉は大事」

たまたま,目にした今朝の新聞の文化欄の記事。美を負うことについて書かれたものだけど,どう生きるか,に関わる部分があり読み返した。 内面から出る生まれる美もある。苦しくてつらい死にそうな恋もすれば,心も体も変革される。言葉も大事。語彙が少ない…

今年,読む小説シリーズ:全体主義とは何か。もしくは,男どものバカさ加減についてー「テヘランでロリータを読む」を読んだよ。

とんでもないスゴい本だ。 訳者あとがき冒頭の紹介を引用しておこう。 本書はイラン出身の女性英文学者アーザル・ナフィーシーが,1979年のイスラーム革命から18年間,激動のイランで暮らした経験を英語で綴った文学的回想録の全訳である。 p.477 「テヘラン…

こんなステキな集合住宅があるということ

たまたま,手に取った「クロワッサン 2011年 12/25号」で紹介されていた集合住宅が目に留まった。設計は建築家は高橋晶子さん。彼女の自宅の紹介記事とあわせて紹介されたものだった。 建物は,岐阜県営住宅ハイタウン北方・高橋棟という。高橋晶子さんの事…

次世代に継承する責務

昨晩,職場の歓送迎会があり,人事異動に伴って私どもの職場を離れる方,新たに職場のメンバーとなられる方との宴席となった。私は,このどちらでもなく職場に残る側としての参加だったのだが,以下の言葉が記憶にあった。 就職、結婚、祝賀会などお祝い事も…

川で泳いだことある?俺はあるよ。

録りためたままにしておいたNHKスペシャル「仁淀川 青の神秘」(2012年3月25日(日) 午後9時00分〜)を見た。 こんな私の知らないキレイな川があるんだな,と感心しながらぼんやりと画面を眺めた。途中,目を離すと子どもの声がする。近くの幼稚園のプールが…

何をイライラしてるんでしょうね,と立川談春師は言った。3月20日・春談春/札幌

すでに10日以上,過ぎた。立川談春師の独演会に行ってきたのだ。すぐに,このことを書かないでいた。カッコつけて言うとブログなんてのは,どうしようもなく引っかかることや,内側から湧いてくるフツフツしたものを残しておくものであって,それが出てこな…

「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」を読んだよ。

いくぶん,手こずって通読した。塩野七生の,読者を(あえて)ノセない筆致にページが進まなかったのだ。それでも途中から慣れて,ラストの数十ページはスパートがかかった。転落していく主人公が気にかかって急いてページをめくった。 快進撃と休みない謀略…

カップルづくりを若い男女の当事者責任にしておいたままじゃ,結婚や子どもは増えないと思うよ。

私の大好きな漫画家・しりあがり寿先生が,東日本大震災に関してのインタビューの最後に,次のように答えていて印象的だった。 ――個人としては正しい判断が、全体として正しくない方向に行っていることは、現代の日本に多いように思います。 僕が考えるに、…

母校に募金してみてわかった3つのこと。

もう3日前になるが,3月12日,毎年,母校から送られてくる募金趣意書が,ずっと気になっていたため,募金した。紙幣1枚分。 母校の募金は,2006年に始まり,1)教育とキャリア支援,2)専門職大学院支援,3)付属中高教育支援,4)研究所支援,5)ス…

専門バカをヒエラルキーの上層にあげない組織運営こそが大事かもよ

大学とは,学問が好きで研究が好きで,それが高じて門をくぐってしまう学びの探求の場である一方で,社会に有為な人材を供給するエリート要請の場でもある。やっかいなのは,この後段。「人材」の定義が時代によって,コロコロ変わることだ。 京都、大阪、慶…

あの3・11が金曜日で,今日の3・11が日曜日であるということ

さて,1年が経った。 あれから3カ月。あれから半年。と,折り目ごとに整理された情報を浴びてきただけに,1年の今日,情報であふれかえることを,送り手側も含めてのことだろうが,予想していただけに,ほどほどに抑制の利いた報道となっているのではない…

今年,読む小説シリーズ:「料理人」ハリー・クレッシング著

落語には「傾城の花魁」というのが,出てくる。大名,長者が通い詰めても,ご機嫌を取り,金品を「城が傾く」ほど貢がせるような上物をいう。 この小説,いうなら「傾城の料理人」。察しのいい人ならオチまでわかってしまったろう。まあ,そんな話しだ。料理…

平成23年度 行政書士試験問題 問題3プライバシーに関する最高裁判例について

今年,間違えた問題なので,以下,復習。 Q.「犯罪を犯した少年に関する犯人情報,履歴情報はプライバシーとして保護されるべき情報であるから,当該少年を特定することが可能な記事を掲載した場合には,特段の事情がない限り,不法行為が成立する」とは,…

今年,読む小説シリーズ「国盗り物語」

やっと,読んだ。まばらまばらな時間を継ぎつつ,全4巻を読み終えた。途中,感心したことをツィートしたりもしながら。 はてなQ 文庫or新書を3冊、来年高校に進学する親戚の子供(女)にプレゼントしたいと思います。 本人の話によると、心理学と日本史に…

橋の梁に積もる雪をおじさんたちは落としているんだ

日本中で豪雪なこの頃。そうした雪と奮闘するおじさんたちの姿を覚えておこうね。 真冬の夜の空の下。

顔から火が出る思いがしてのお詫び

まず,私から不手際を通じて,昨日,メールを受け取ったみなさんにお詫び申し上げます。 昨日,某SNSのアカウントを取得してみようと思い手続きを進めていくと,途中で画面のなかで大変なことを知らせている。 あなたがメール送受信した相手400人に招待メ…

私は,この辺りの和風な曲がカッコイイと思うね。

元ネタは,コレ → 和風っぽい感じのカッコイイ曲教えろ。 : はれぞう アニメの主題歌っぽいのは,苦手なので元ネタから,さらにセレクト。このローテーションで聞いていたい。 吉田兄弟 rising The End of Asia / 坂本龍一+DANCERIES Kodo - Irodori Rin' M…

茶席での亭主のあいさつ

いよいよ,次の週末に稽古している社中の新年の茶会・お初釜だ。オープニング・アクトとなる主客のあいさつ。ここが格好よくキマルかが,キーなのだが,なんと,亭主のあいさつを未熟者ながらつとめることとなった。何事も経験だしお稽古だと思ってのぞむわ…

あなたの会社の製品やサービスに感動し,事業を継承してゆくのは外国人留学生かもしれない

採用即戦力になるグローバル人材の層が日本は薄いという現実だ。 ヤマト運輸の人事総務部長,大谷友樹(46)は毎年秋,海外の大学に出向き外国人との採用面接にのぞむ。宅急便を国外に広げる幹部候補生を探すためだ。2011年入社の韓国人,金ソルジ(25)もその一…

なぜ天皇家が生き残ってきたかといえば,血族信仰のおかげ

まだまだ読みかけの司馬遼「国盗り物語」より。 美濃八千騎といっても,かれらは,鎌倉以来ここで勢力を扶植してきた土岐家の一門,一族,姻戚,遠縁関係にあたる者ばかりで,いわばこの一国は一つの巨大な血族団体になっている。 その宗家が,守護職頼芸な…

司馬遼「国盗り物語」より。「国家有事のとき,無能と旧弊と安逸主義こそ悪だ」。

戦国時代。下克上の世である。日護上人とは,斎藤道三の「学友」。修業時代をともにした仲。その日護上人が進退窮まった道三に対してのやり取り。 「われわれの宗祖は,日蓮様だ。元寇のとき国難来るを予言してはげしく時の政府を糾弾なされ,そのため斬られ…

父親の心臓が悪いという

昨夕,実家に行ってきた。年が明けて実家には行った際,父親が酒を飲んでいなかった。暮れのギリギリまで働き詰めだったという。68歳になるが,定年後,派遣会社などを通じて,いろんな現場で重宝されているらしい。まあ,そうだろうな,と思う。私は受け継…

大河ドラマ「平清盛」の題字を書かれた金沢翔子さんの個展が開かれている

番宣で,「たいらあのきよもりぃー」と独特のイントネーションで名乗りを上げるシーンが,やたらとリピートされている大河ドラマ「平清盛」だが,オープニングの題字が,少し印象的だった。どこか,頼りなさげで,それでカッコつけるわけでもなく,スマート…

茶室の空間とは,その主客が話しをするためのもの

司馬遼太郎の名著「国盗り物語」。今回,初めて手に取ったみたのだが,そこに茶道に関する部分があった。 「ここでは格式ばって物語りをしにくい。いま茶亭に釜をかけておりますから,庄九郎殿,それへ参りましょう」 といった。 この時代,貴族が茶室を好ん…

「お初釜」のごあいさつについてメモ

あいさつは,スラスラ言えなくちゃね。大人なんだから。と,自戒をこめて。 まずは,待ち合い前の顔合わせの時点のでの社中の者と先生とのごあいさつ。 「新年あけましておめでとうございます。今年もまた一生懸命に励みますのでよろしくお願いします」 「先…

ミャンマーの国名表記について朝日新聞とフィナンシャル・タイムズの符合

以下,メモ的に。 おことわり 朝日新聞は,ミャンマーの国名を記事に表記する場合,ミャンマー(ビルマ)としていましたが,今後はミャンマーのみとします。 朝日新聞 2012年(平成24)1月6日朝刊 国際面〈リーダーたちの群像〉真の改革者なのか さてはて…

明日に残る仕事とは

誤解を恐れずに言うと,私はジーさんが好きだ。いや,やっぱり言い直そう。おかしな趣味じゃなくて,先人の話しに耳を傾けるのが好きだ。 今年も職場のOBの方々から年賀状をいただいた。なるべく,虚礼廃止に従って現役の方々との年賀状のやり取りは避けるよ…

本とか,読むんですか?

今日,相変わらずの肩から腕の痛みのため,リハビリに行ってきた。 通院したときから担当してくれているお兄さん(たぶん,私より若いと思うので)が,世間話をしてくる。彼として,何気なく言ってきたのが「趣味とかあるんですか?」。まあ,テレビで出てく…

絆についてメモしとく

ある種の違和感を表現できずにいることのもどかしさを,単に語彙の貧困といってしまえば,それだけなのだけど,のど元にひっかかってしまっているのも調子悪く,いかんともしがい。そこを他の人が突いてもらえるとうれしい。 何をもじもじしながら書いている…